THE MENTAL MODEL
知人に紹介してもらい、この本を読みました。
人間には4つのメンタルモデルがあり、その一つに「価値なしモデル」があります。
「まだまだやれる」「やればできる」「自分を高めたい」その一心のタイプの人です。
著者によると、このタイプの人は「期待外れ…」「そんなもんか…」そう思われるのが怖く、常に頑張り続けるそうです。
「克服型の行動中毒」
あぁ、これ私じゃん。読みながらそう思いました。
本を読んで、このタイプの人の強みは「目標に向かって突き進む力がある」ことだと認識。
私自身これまで、自己肯定感が低い分、何かと頑張って来て、自己効力感を高めるという作業を行なってきました。(いわゆる、適応期です。)
しかし、突っ走ってきたからこそ
「なんかもう頑張るの疲れたな」
「常に価値基準で行動の取捨選択をして来たけど、そのせいで本当の自分を無くしてしまったな」
「どう生きたら良いのかな」
そんな思いも、この数年抱いていました。(いわゆる、直面期です。)
直面期は、何らかの病気や事故、衝突が原因で突入すると著者は言います。
確かに、人から認められるということは、安心します。
ここにいて良いんだな。自分は間違っていないんだな。と思うことができます。
でも、外側基準で動いているから、自分という内面を失ってしまうのです。
この本を読んで、著者の言いたいことは、すごい理解できます。
自分を変えて自由に生きたいとも思います。でも、まだ怖いです。
頑張らない自分に何の価値があるのか。
頑張らなくなったら、これまでの頑張りも無駄になってしまうのではないか。
心はそう叫んでいます。
なので、まずは小さいところから。
食べたいものを食べる。寝たい時に寝る。行きたい場所に行く。
人の期待を無視して、自分の心に従う練習をしようかと思います。
目標は「周りの目を気にせずにサボること(笑)」
P.S. 私が完全に自分の心に従っている時、ありました!旅行中です!
私は一人旅が好きなので、1人でどこかに行った時は、自分の行きたいところに行って、帰りたい時に宿に帰る。食べたい時に食べたいものを食べる。
めちゃくちゃ楽です。「うわ、今、生きてるなぁ…」と思う。
だからどんなに金欠でも、貧乏旅をするんでしょうね。